若手落語家・桂天吾さん(27)が伝統工芸の職人をたずねる企画の4回目。眼鏡の生産全国1位、福井県鯖江市の「マコト眼鏡」(1970年創業)をたずねました。
桂天吾さん7月に初独演会
朝日新聞デジタルなどで連載中の「桂天吾がゆく」にも登場する落語家・桂天吾さんが7月21日に大阪市の中之島会館で初の独演会を開きます。演目は「火焰太鼓」「くしゃみ講釈」など3席。
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アニメきっかけに職人の道へ
鯖江市の市のキャッチコピーは「めがねのまちさばえ」。世界三大眼鏡生産地のひとつとされ、日本に流通する眼鏡フレームの約9割を生産している。マコト眼鏡は「福井県眼鏡工業の祖」と呼ばれる増永五左衛門の伝統を継承。「磨き」職人として眼鏡フレームの製造に携わるのが塩野星さん(21)だ。
塩野さんが眼鏡職人になるきっかけは、小学5年生の時、鯖江市を舞台にしたテレビアニメ「メガネブ!」(2013年、山本蒼美監督)だった。眼鏡をかけた5人の男子高校生を中心にしたストーリーで、それからは「眼鏡屋を見つけるたびに入ってしまうような、ちょっと変わった子どもでした(笑)」という。
眼鏡店をめぐるなかで、マコ…